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レオメータ・粘弾性測定装置・レオロジーのエキスパート 株式会社ユービーエム
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緩和スペクトル
試料に小さな歪み(変形)を与えると、それに伴う応力が生じます。
その応力が下がらず一定を保持する場合が純弾性体(固体)です。(フックの法則)
その応力がすぐにゼロになる場合が純粘性体(液体)です。(ニュートンの法則)
上記二つのケースに該当せず、徐々に応力が下がる場合が粘弾性体です。
歪み(変形)を与えて、応力が生じ、それが下がる挙動は試料を構成する粒子の物理的性質です。
その粒子の集まりなかでは、外部から加わる歪みに対して強い抵抗を示す粒子や弱い粒子の種類がたくさん分散しておりますので、上述の応力が指数関数に従って下がる遅さにもたくさんの種類ががあります。応力と時間の関係グラフを描くとたくさんのカーブが描かれます。
応力がはじめの値の1/eになる時間が緩和時間です。
強い粒子〜弱い粒子それぞれの個数(または割合)を緩和時間分布関数といいます。
緩和時間と緩和時間分布関数の関係を緩和スペクトルと言います。
左図は試料内部で緩和時間の異なる粒子の種類(τ1〜τn種類) 右図は緩和時間別粒子の個数(分布)
動的粘弾性測定から緩和スペクトルを求めます。
動的粘弾性測定は、応力緩和測定のひずみ保持ではなく、ひずみ振動を試料に与えて応力を測定します。
先に、緩和スペクトル分布関数H(τ)の単位(次元)を個数と述べておりますが、左下図(マスターカーブから求めた場合)のH(τ)の単位を見ると応力の単位になっております。
右下図はE”(損失弾性率)のマスターカーブですが、緩和スペクトルカーブとほぼ重なり両者が等価であることになります。
τ;緩和時間
H;緩和時間分布関数

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