サンプル測定
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 図1はせん断速度制御方式による、溶液A、Bの粘度(η)、せん断応力(S.STRESS)とせん断速度(S.RATE)の関係である。
試料をコーン(円錐型)プレートとフラットプレートの間隙に満たし、コーンプレートを固定、フラットプレートを回転させると試料にせん断応力が与えられ、試料にせん断速度が生じる。せん断速度は、回転速度とコーン角の比である。粘度はせん断応力とせん断速度間の比例係数である。せん断速度はプレートの回転速度に比例するので、それをステップ状に広げてゆくと図1の粘度及びせん断応力の曲線を描く。高分子溶液は鎖状分子どうしが絡んでおり、せん断速度の上昇と共にそれらが解れてゆく。解れの過程が粘度低下の原因である。高分子濃度や分子量が大きいほど同一せん断速度において粘度が高い。

 図2は上記同一測定における法線力とせん断速度の関係である。
法線力はプレートの回転方向に対して、垂直方向に生じる力である。水のように鎖状分子の絡みがない物質には法線力は生じない。この現象をワイゼンベルク効果という。これは円柱状のゴムを半径の方向へ紐で締めると長手方向に伸びる現象に似ている。高分子溶液中の絡み合った分子鎖に与えられる応力が、分子鎖の集団を締め付ける方向に作用しているものと考える。
図2では、高分子濃度の低い溶液Aの方がせん断速度に対して法線力の依存傾向が強いことを現している。
測定条件
・測定温度(℃) 常温
・せん断速度(1/sec) 0.1~300
・測定治具 コーンプレート(直径φ40mm コーン角:2°)
・測定装置 Rheosol-G3000